子を産むのが侍女の務め/『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3ティザー予告

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Huluが人気ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3を9月13日より独占配信することが発表され、そのティザー予告が解禁となった。

マーガレット・アトウッドの同名ベストセラー小説を、MGM Televisionがテレビドラマ化した本作。エミー賞では11部門を受賞し、動画配信サービスのオリジナルドラマとして、同賞で史上初の作品賞を受賞する快挙をとげた。

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は、かつてアメリカの一部であった宗教主義国家「ギレアド共和国」を舞台にした物語。世界が直面している環境汚染と少子化問題の中、ギレアド共和国は妊娠ができる健康な体を持つ女性を<子どもを産むための道具=侍女>として国家の財産と扱い、ねじれた原理主義政権が支配している。そのギレアドで、荒廃した世界を再建するため司令官の家庭に仕える“侍女”に強制的にされた主人公ジューン(エリザベス・モス)。たった一言で命を落としかねない不条理で絶望的な世界を女性たちがいかに強く生き抜くかを、ジューンの目線を通して力強く描いていく。

最新シーズンでは、ギレアド政府の要人であるジョセフ・ローレンス(ブラッドリー・ウィットフォード)のもとに、新たに仕えることになったジューンが、水面下で女中たちのレジスタンス活動が活発化していることを知り、その活動に協力していく姿が描かれる。

解禁となったティザー予告は、これまでのシーズンを振り返る内容に続き、首都ワシントンD.C.のシンボルであるワシントン記念塔が、宗教主義国家のギレアドでは十字架となっていることがわかる衝撃的なカットで締めくくられる。さらに、「反乱軍にはぴったりの制服ね」と強いまなざしで前を向くジューンのセリフと共に、まるで兵士のようにずらりと並ぶ侍女たちの姿が見られ、シーズン3ではジューンがギレアドのさらに内部まで踏み込んでいくことが予感される。

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